よみ:ていたんそしゃかい
温室効果ガスの排出量を自然が吸収できる範囲にとどめること(カーボンニュートラル)のできる社会をいう。
ただしこれは究極的な目標であり、低炭素社会という言葉は、それに向けて取り組むことに重点を置いて使われることが多い。
低炭素社会を実現するためには、
1.社会のあらゆるセクターが温室効果ガスの排出を最小化すること(カーボンミニマムの実現)
2.生活の豊かさの志向を大量消費から生活の質の向上に変革すること(消費者選択の変革)
3.自然環境を保全・再生して地球生態系の安定を確保すること(自然との共生)が必要であると考えられている。
スマートシティ・スマートコミュニティの整備や低炭素まちづくり計画の策定などは、いずれも低炭素社会に向けた取り組みの一環である。