よみ:としのうぎょうしんこうきほんけいかく
都市農業の多様な機能を発揮するための計画。都市農業振興基本法に基づいて策定された。
都市農業振興基本計画では、農産物供給、防災、良好な景観形成、国土・環境保全など都市農業の多様な機能を発揮するために、担い手の確保、土地の確保などの施策を展開することとしている。
土地利用に関係する施策としては、都市農地を「宅地化すべきもの」から都市に「あるべきもの」へと転換し計画的に保全することとし、ア)「逆線引き」や、都市計画等に「都市農地の保全」を位置付けることの検討、イ)課税の公平性などに配慮しつつ、市街化区域内農地の保有に係る税負担、賃借される生産緑地等に係る相続税の納税猶予について検討することなどが記載されている。