よみ:ちいきつうか
特定された地域内やコミュニティにおいて流通する通貨。英語ではcommunity currency(コミュニティ カレンシー)という。
中央銀行が発行する法定通貨ではなく、地域やコミュニティが発行し自治的に運営する。通貨の流通範囲は特定の地域やコミュニティの構成員に限られ、財貨・サービスを相互に交換・流通するために用いられる。また、無利子で、その信用は構成員の信頼によって支えられている。
信頼を基盤とした互酬的交換や構成員間の社会的交流を促進すると考えられていて、域内循環による地域経済の自律的な成長や、コミュニケーションの多様化、連帯性の向上などに資するとされている。また、まちづくりにも活用できる。