よみ:せつぜい
税負担を積極的に軽減すること。住宅ローン減税などの特別措置を利用するだけでなく、課税のルールを活用して負担の軽減を図ることを目的に、資金や資産を運用する行為を言う。この場合、ルールに違反してはならない。また、ルールの趣旨・目的を逸脱することも避けなければならない。
節税のために、不動産投資が活用されることもある。例えば、相続財産の評価に当たっては、金銭よりも不動産のほうが有利に扱われる場合が多い。しかしながら、不動産の経営はリスク(空室、賃料・価額低下など)を伴い、労力や管理費用を要する。また、投資資金を借りたときは、返済義務を負うだけでなく、利息を負担しなければならない。
節税のため不動産に投資する場合には、注意深く検討する必要がある。