よみ:つちかべ
土を主な材料とした壁。古くから使われている壁で、一般的な工法は、割り竹や細木を組んで下地(小舞)を造り、それに土に藁や砂を練り混ぜた材料を塗り込み、さらに仕上げ材を上塗りする。用いる材料や質感に応じて、京壁、大津壁、珪藻土壁などの種類がある。
耐火性に優れ、調湿作用があるとされる一方、施工に熟練が必要で、工事に要する期間が長い。
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