よみ:きょうしん
振動体に対して外から固有振動数に近い振動が加わると、振動体の振幅が大きくなる現象。「共鳴」も同じ意味である。
例えば、地震に際して建物の大きな揺れが長く続くときは、地震の波長が建物の固有振動数に近いため、建物が共振したと考えて良い(注:波長×振動数=波の速度)。
また、建物の耐震化に当たって採用される制振構造や免震構造は、共振を防ぎ和らげるため、建物の固有振動数または建物に伝わる地震波長を変えるように設計される場合が多い。
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