よみ:たのじぷらん
マンションの間取りの1つで、田の字型に部屋が配置されたものを指す。一般的に、玄関から廊下が真っ直ぐに伸び、その両側に、居室/台所及び浴室(水まわり)のスペース/居室の順に配置されている。この場合、台所と居室を合わせてリビング・ダイニングにするなど、いくつかのバリエーションがある。
なお、「田の字型」の間取りは、日本の農家建築に多く用いられ、農家の典型的な間取りの1つとされる。この場合には、まず、入り口から奥まで続く広い土間があって、それに面して床上部分がある。そして床面が、土間から見て右回りに、入り口に近い「出居(デイ)」、その奥の「座敷」、その右隣の「納戸」、その手前の「台所」に区切られている。