よみ:あふたーさーびす
製品の購入やサービスの利用開始後に提供されるサービス。
商品やサービスの購入後、一定期間内に発生した不具合や故障に対して、多くの場合無償で修理等の対応を行ない、顧客との信頼関係を確保するとともに、将来の顧客や社会一般向けの広報面の効果という意義がある。迅速なアフターサービスの提供により顧客の損害を最小限に抑えることができる。
また、製品の取り扱い方法等に対する問い合わせ対応、カスタマーサポートなどもアフターサービスの重要な要素である。
不動産や特に住宅に関しては、施工上の瑕疵や不具合についての対応がまず挙げられる。これらについては、住宅の品質確保の促進に関する法律による構造耐力上主要な部分等の10年保証や民法の契約不適合責任などで法的には措置されているが、例えば構造耐力上主要な部分以外の法的に措置されていない部分についても同様の瑕疵保証や性能保証を行なう、保証期間を延長するなどが、付加的なアフターサービスとして考えられる。
また、施工上の不具合が発生していない場合でも、定期点検を無償で行なうとか、年齢や家族構成の変化に応じてリフォームの提案をするなど、長期にわたる顧客との関係を見越したアフターサービスの提供の仕方もある。