よみ:ちかるっくれぽーと
国土交通省が、主要都市の高度利用地等について、四半期ごとに実施し公表している地価動向の調査。先行的な地価動向を表しやすいとされる高度利用地等の地区について、平成19年第4四半期から年4回(1月1日、4月1日、7月1日、10月1日)実施している。委託先は、(一財)日本不動産研究所。
主たる調査項目は地価動向の「総合評価」であり、その調査方法は、対象地区の代表的地点(地価公示地点を除く)について、不動産鑑定士が不動産鑑定評価に準じた方法によって四半期ごとに調査し、変動率を「上昇(6%以上)」「上昇(3%以上6%未満)」から「横ばい(0%)」を含み「下落(12%以上)」までの9区分に分けて評価するもの。
対象地区は、三大都市圏、地方中心都市において特に地価動向を把握する必要性の高い地区。
「総合評価」を「全地区」、「圏域別」、「用途別」に集計したもの、さらに「地区ごとの総合評価の推移」、地図を利用した「東京圏」「東京都区部」「大阪圏」「名古屋圏」「地方圏」の地価動向、より詳細な地価動向の概況を説明する「各地区の詳細情報」等が一連の資料として公表される。